■OSS 申請システム「楽楽OSS」導入事例(8)
<会社概要>

 株式会社鹿児島イエローハット

鹿児島県霧島市国分野口北1番105号
代表 鎌田 安典 様

<取材先>
株式会社鹿児島イエローハット
イエローハット東郡元店
(鹿児島市東郡元町19-8)

株式会社鹿児島イエローハット外観
<ご対応者>
東郡元店 係長・検査員 ピット長
細川 潤平 様
1.株式会社鹿児島イエローハット 従業員数
社員数 58名
うち整備要員数 29名
※社員数(東郡元店) 10名
※うち整備要員数 5名
サービス工場
2.楽楽OSS 導入時期
導入年月 令和2年7月
3.楽楽OSS 導入のきっかけ
継続検査OSSの導入から2か月程度は、保適証サービス(AIRAS)とOSS申請共同利用システム(AINAS)を利用していたが、本格的にOSSへ移行するタイミングで鹿児島県自動車整備商工組合より紹介された楽楽OSSと既存の整備業ソフトへの機能追加について、システムの内容と価格面を比較検討した結果、楽楽OSSの導入に至った。
4.楽楽OSS を導入して良かった点( 又は、他社整備システムから切り替えて良かった点)
  • 車検証のQRコード読み取りと国交省データ(MOTAS)参照により処理が楽になったことと、手入力をするケースが減り車検証情報登録の間違いが減った。
  • 紙の保適証と違い、事業場管理責任者や検査員の押印が不要であり、最終検査申請日も自動入力なので手入力箇所が減ったことで、保適証の作成に要する時間が大幅に短縮され助かっている。(AINAS共同利用システムでは自賠責情報以外は手入力であった)
  • 自賠責期間の不足、電子/紙の選択ミスなど処理に誤りがあった場合、メッセージで通知してくれるので間違いが減った。
  • 導入前までは書類作成等で残業も発生していたが、楽楽OSS導入後は以前と変わらない入庫台数でも残業が大幅に減り、従業員の負荷も軽減されている。
    (自動車税未納、駐車違反金未納等の問題が無い限り、OSS申請後に差し戻されたことが無い)
  • 検査員が出力した適合標章(店舗内のプリンターへ出力)を店舗スタッフが検査員へ届ける行程も無くなり、役割分担が明確化され効率が上がっている。
  • 運用に掛かる費用は楽楽OSS導入前とあまり変わらず、処理時間などを考慮するとコストは下がっている。
楽楽OSSによる操作風景
5.楽楽OSS に求める追加機能について
  • 車検証が再発行された軽自動車について、軽自動車検査協会の運用上必要となることから、以前は都度申請代理人である鹿児島県自動車整備振興会から車検証の左上に記載されている発行番号と交付年月日の確認依頼を受けていたため、対応に手間が掛かっていた。
    現在はOSS申請画面の独自項目欄に発行番号と交付年月日を予め記載するようにしているので振興会からの確認依頼も無くなったが、発行番号、交付年月日まで自動で申請情報に記載されると尚良い。
  • OSS申請依頼時の独自項目欄に入力できる文字数が少なく、文字数オーバーした際に最初から再入力が必要となるため、文字数制限を増やすか、フリーで入力できる項目を用意して欲しい。これらの点を除くと、現時点では楽楽OSSの機能に不都合を感じていない。
6.楽楽OSS の導入を検討している同業他社への推奨コメント
  • 各ステップで申請データを作成する際に、その都度案内が出るのでパソコン初心者でも安心して使える。
  • 書類提出時に記載ミスや押印忘れ等での再提出を避ける事が出来るので、引き返す手間を最小限に抑える事が出来る。